ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
プロフィール
タラオのパパ
タラオのパパ
地元愛知の豊浜、師崎出船の乗合船に乗り、沖釣りを楽しんでます。豊穣の海、伊勢湾、大山沖で釣りあげた新鮮で旨い魚を、一度食べたらやめられませんね!
アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 5人

2015年03月03日

人命優先を痛感!@松下釣船

昨日、鳥羽の海上保安庁から、安否確認のTELがあった。

正確には、事故当日に自宅にTELがあったのだが、まだ私が家にたどり着けずに連絡が取れなかったのだ。

この時点で、釣り客の一人がケガをして救急車で搬送されていたのだけが気がかりでした。




さて、今回の火災事故について、私が思ったことを書かせて頂きたいと思う。


人命優先を痛感!@松下釣船

今回の船長の対応は、素晴らしかった。

というのも、乗客のみんなが、「まさか沈没するはずはない!」と確信して、第二明神丸さんに乗り移った。


船長が、あわてず騒がず冷静に対応してくれたので、我々の多くは、危機感をまったく感じなかったと思う。



ただ、第2明神丸さんが、第8松下丸の隣に横付けにしてくれた時、船が安定する前に明神丸さんにダイビング的に乗り込んだ人が転倒してケガした時には驚いた。

バランスを崩して、デッキに顔面から突っ込み、口から血を流して倒れたんですよ。

それを見た私が、彼の様子を見るために船に乗り込んだんですが・・


口唇を切り、口から血を吐いていた。

また、頭を打ったのか、顔が真っ青になっていたので、そのまま付き添って様子をうかがうことにした。


しかし、もし松下丸に残っていたら、釣道具を取りに戻っていただろう・・・

それぐらいに、心に余裕もあったし、安堵感もあった。



この時点では、まだ火はデッキやキャビンに燃え移ることもなく、「船長の乗り移って」という声も聞かずに、のんびりしてた人もいたくらい。


その後に乗り移って来たお客も、「港に船が着いてから道具を回収すればいいや!」という感じだった。


そして、第8松下丸は僚船に引かれ、我々は第2明神丸で伊良湖港へ向かう。



人命優先を痛感!@松下釣船

10分くらい経った時であろうか、船の前方に燃え上がった第8松下丸を見た。


今考えると、「あのまま、バケツリレーで海水をかけていれば、もう少し持ったかも知れない?」という素人考えもあった。


されど、あのまま残っていたら・・・・


船長は、沈没することを知っていたに違いない!


最悪の事態をさけるため、また我々がパニックにならないように慎重に早い対応してくれた。


人命優先を痛感!@松下釣船

伊良湖に着いてから、けがをした釣り客を気遣い、船宿の仲間と連絡を取り合い、今後の対応をする船長。



落ち込んでへたり込む息子の大介君。


私は大介君に「船はダメになったけど、人命を優先してくれた親父は立派だったよ。」と声をかけてやることしかできなかった。


人命優先を痛感!@松下釣船

船長と息子の大介君は、救急車に乗ったお客と海上保安庁の事情聴取のために伊良湖に残ったが、我々釣り客は第二坂崎丸さんに師崎港まで送っていただいた。



事故の翌日、中日新聞を見て、この事故の重大さを知った。


人命優先を痛感!@松下釣船

海上保安庁の船が消防活動をしている写真。


さらに釣り友達や知人からも、連絡をいただいたのだが・・・



「あっ!」という間に燃え広がった!



間一髪で救助された!



なんて話を聞いて

「何を言ってるんだか!」

と言ってやりたい気分なんですよね。



私たちは、早期にゆとりを持って救助された。

まさか、沈没するとは考えもしないくらいの余裕をもって。。。


だから、今回は残念な結果になってしまったが、また船宿が復活したら是非とも乗ってみたい!


最悪の状況下においても、うろたえもせず、お客の人命優先をしてくれた船長に感謝です!








更新の励みになりますので、是非とも、ご協力ください!

↓ 応援のポチをヨロシクお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ 東海釣行記へ
にほんブログ村



PVアクセスランキング にほんブログ村





同じカテゴリー(ひとり言)の記事画像
ヒラメ釣りの準備です。
いよいよヒラメ開幕!
松下釣船仕様スルメイカ直結用糸止めを作成
ブログサボりまくりです!
いよいよイサキ釣り参戦準備!
釣行予定も減りましたし、運にも見放されてます。
同じカテゴリー(ひとり言)の記事
 ヒラメ釣りの準備です。 (2018-10-17 17:58)
 いよいよヒラメ開幕! (2018-10-14 09:39)
 松下釣船仕様スルメイカ直結用糸止めを作成 (2018-08-15 18:11)
 ブログサボりまくりです! (2018-08-15 11:49)
 いよいよイサキ釣り参戦準備! (2018-05-30 06:26)
 釣行予定も減りましたし、運にも見放されてます。 (2018-02-19 07:00)

Posted by タラオのパパ at 08:24│Comments(6)ひとり言
この記事へのコメント
初めまして
お由美と申します
私も釣りが好きで毎週伊勢湾の沖に浮いているものです
事故のあった日はたまたま体調を崩していけなかったのですが
仲間は近くの船にいました
仲間の友達は当日その船をキャンセルした人がいたとも聞きました
最初に事故の一報を受けたとき震えました
皆さんの無事を祈るしかできなかったですが
他人事には思えませんでした
松下船長のいとこの方ともとても仲良くしていただいており
とても他人事ではなく心配に思います
言葉にしてしまうと安っぽいですが
人名優先で動く漁師仲間は本当に頭が下がります
師崎の漁師たちはみな、年寄りが船を出せば倒れていないかちゃんときにかけ
操船がふらついていれば大丈夫か?と声をかけ
頭が下がります
うまく伝えられませんが皆様がご無事で本当によかったと思うし
応援していきたいと思いますし
ライジャケの大切さも伝えていきたいと思いますし

私自身まだ混乱していてうまくまとめられませんが ありがとうございます
Posted by お由美 at 2015年03月03日 14:42
お由美さん

おはようございます。
お気遣いありがとうございます。

最近、着用しなかったライフジャケットの必要さを痛感した日になりました。
今回は、松下さんの属する師崎大物釣りクラブのメンバーの船にサポートされましたが、一度、沖に出れば、漁師、遊漁船、レジャーボートとも助け合うのは必須ですね。
陸じゃないので、個人の力では逃げ切れないですから。
Posted by タラオのパパタラオのパパ at 2015年03月04日 06:30
おはようございます

昨日はパニクったままでごめんなさい

以前大好きだった船長が海難事故をお越し、色々あってこの世を去ることになってしまい
娘さんすら支えられなかった自分の無力さに涙を流したあの頃がフラッシュバックしてしまい
恐怖に加え得たいの知れない不安感で支離滅裂なってしまいました

こおいった記事を載せることに賛否両論あるとは思いますが
私は賛成です
興味本意ではなく
やはり、啓蒙と言うか
知っておかなくてはいけないことだと思うし

私にとって師崎の漁師仲間たちはみな仲間のような存在
陸上にいましたが、不安でしかたがなくて
沖に出ていない松下さんと関係のある船頭さんや松下さんの親戚に当たる方とかに連絡をとっていました
これからも松下一家には
言葉でしか言えないのがむなしいですが頑張ってもらいたい
諦めないでほしい
なかなか大物船は金銭的な理由から乗れなかった私ですが力になれることならなりたいと思いますし
そのためにも、釣り早めちゃダメだ
ちゃんとライジャケをつけてこれからも釣りをしていこうとおも青ます

いつか船で一緒になることがあったら
気づかないかもわかりませんが
楽しく釣りをしましょう
よろしくお願いします
Posted by お由美 at 2015年03月04日 07:42
お由美さん

おはようございます。
大変でしたね、心中察します。

私は、この今回ブログで書くときには悩みました。
同様の記事を書いてブログが炎上したという話も聞きましたからね。
ただ、周りの船から沈没の動画を撮り、面白がっている人がいるという話を聞き、真実を伝えたいと思い、あえて書きました。
みるみる間に燃え尽きたんじゃなくて、それまでにどういう過程があったか?
非常時に、如何に船長が、冷静な対応をしてくれたかは、乗っていた釣り客しかわからないことですからね。

こちらこそ、よろしくお願いします!
Posted by タラオのパパタラオのパパ at 2015年03月04日 08:12
この度は松下丸さん大変事になり、言葉がありません、事故の当日釣り仲間が荒ます丸さんに乗船しており事の重大さを電話で伝えてくれました、本当に他人事では無いと痛感させられました、釣り仲間は他の船に乗船していて何もするすべも無い無力さを感じたそうです! 絶対フロージャケットを忘れづに着用する様に言われました。
Posted by 碧南市のこまっちゃんです at 2015年03月06日 21:33
碧南市のこまっちゃんですさん

はじめまして。
不謹慎な発言かもしれませんが、大山沖じゃなくて他の遊漁船の多い伊良湖で良かったと思います。
最近、厚着で着用しにくかったのでライフジャケットをしてなかったですが、後の祭りにならないように、着用するようにします。
Posted by タラオのパパタラオのパパ at 2015年03月07日 05:35
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
人命優先を痛感!@松下釣船
    コメント(6)