2016年05月05日
根がかりについて書いてみた
さて、先日のオニカサゴ釣り、隣の釣り人が終始、根がかりと格闘していた。
底を探る釣りだから、仕方ないこと。
私も、当日、何度も根がかりをした。
実は、私も根がかり回避が上手いわけではない!
根がかりが怖くて、底を攻めることができようか・・・なんてねw
そこで、根がかりについて書いてみよう。
海底が砂や泥底なれば、根がかりは少ない。
しかし、岩礁やシマ周り、さらに起伏が激しければ根がかりの危険度は増す。
まず、私が思うには、糸を張った状態で送り出し、なるべく糸ふけを出さないように注意すること。
これは、リールをから出る糸をサミングすることで調整する。
流れが緩かった時ならともかく、潮が速かったり、二枚潮、三枚潮の時は、これを怠ると余分なラインが出てしまい、底取りに時間がかかり、着底即、根がかりということも多々ある。
「余分に糸を出さないで着底」これが一番大事なこと。
特に中深海の場合は、船長がアナウンスする水深を覚えておいて残り10mを切った辺りから、さらにゆっくり落として行くように心がけている。
そして、着底後すぐに5mくらい巻上げて、底取りをし直すようにしている。
そして、釣竿の穂先は船の進行方向側に、やや向ける。
釣り座が固定されている乗合船では、根がかりしても後方に移動して根がかりを外すことができないので、その場で少しでも根がかりを外す時間が稼げるからだ。
いよいよ、底取りをして釣りに入るのだが、根がかりをしたくないと意識しすぎると釣りにならない、基本は攻めなのである。
まず、穂先で魚の当たりと根がかりの区別をしなくてはいけない。
根がかりは、魚の前当たりや持たれ当たりに似ている。
あまり、穂先で聞いてばかりいると、オモリが根に深く入って、回収不能になる。
ガツガツという根がかりなら、即対応もできるのだが、これはなかなか難しい物です。
私は、怪しいと思ったら、竿を1本分持ち上げて再度落とすことを基本にしてます。
ただし、絶対リールで巻かない。
これは、誘いにもなるのでお薦めです。
しかし、穂先だけで回避しようとすると、根がかりになることが多い。
そして、根がかりしたらどうするかですが、当然、「回収したい!」に決まってます。
まずは、竿先を進行方向の逆側に向けて持ち上げてみる。
そして、ダメなら一旦、糸を緩めてから、巻き上げてみる。
それでもダメなら、素早くラインを手に持って上下させてみる。
それもダメなら・・・・
手で引っ張ってラインや仕掛けを切る。
くれぐれも竿でラインを切るのはやめましょうね、竿を折っちゃいますし、仕掛け全体を失うこともあります。
そして、使用するタックルにも考えることがあります。
穂先の感度の良い先調子のほうが、胴調子よりも根がかり回避の確立が高い。
釣り物に対して、糸が太すぎると、抵抗が多くて糸ふけが出やすい。
またオモリは、六角よりもナス型、鉄筋よりもワンダーの方が根がかりしにくいようです。
私が最近よく通うキンメ釣り。
この釣りは根がかりとの闘いです。
ラインPE12号、水深500m超の世界。
ライン抵抗も大きく、三枚潮どころか四枚潮もある世界w
かって、水深500mくらいのポイントで着底時、720mくらいラインが出されたことがあります。
それもサミングしてですよ。
そして、糸を張ってきたら560m、つまり160mラインが余分に出ていたわけです。
その時には・・・・根がかりしてましたよ!
また、500mくらいのポイントで波やうねりのきつい時に、柔らかい竿を使うと穂先が、波やウネリを吸収しすぎて、根がかりに気付きにくい。
こういう時は、頻繁にラインを直接、手に持って、根がかりしていないかと確認するようにしてます。
しかし、先日はオモリ400号を3つロストしましたね。(泣)
あくまで私的解釈ですが、皆さんの参考になると良いのですが・・・
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Posted by タラオのパパ at 06:10│Comments(2)
│ひとり言
この記事へのコメント
自分の好きなモロコ釣りも根がかりとの戦いです。
使用する錘ですが、以前は自作で鉛を溶かし円筒型でした。
曲がらない程度になるべく細く長い形状にしてます。
最近は作るのが面倒になり叉公害問題を考慮して、鉄筋錘に切り替えています。
近場は200号、遠征は400号です。
普通の船釣り用の錘は根掛かりには最悪なので使用しません。
円筒型にする前は1日数個無くしていたのを円筒にしてからは1個程度です。
竿が頑丈なのでステイトを40号にして根掛かりはなるべく回収してしまうのもちょっと他の方とは違うやり方ですが・・・
使用する錘ですが、以前は自作で鉛を溶かし円筒型でした。
曲がらない程度になるべく細く長い形状にしてます。
最近は作るのが面倒になり叉公害問題を考慮して、鉄筋錘に切り替えています。
近場は200号、遠征は400号です。
普通の船釣り用の錘は根掛かりには最悪なので使用しません。
円筒型にする前は1日数個無くしていたのを円筒にしてからは1個程度です。
竿が頑丈なのでステイトを40号にして根掛かりはなるべく回収してしまうのもちょっと他の方とは違うやり方ですが・・・
Posted by moroko at 2016年05月05日 10:43
morokoさん
すごいこだわりで、驚きました。
私ならば、鉄筋オモリですね。
それにしても、捨て糸40号は過激ですね。
強靭な竿といか、言いようがありません!、
すごいこだわりで、驚きました。
私ならば、鉄筋オモリですね。
それにしても、捨て糸40号は過激ですね。
強靭な竿といか、言いようがありません!、
Posted by タラオのパパ at 2016年05月06日 05:06