最悪の釣座も試行錯誤で~ヒラメ釣り@大進丸

タラオのパパ

2014年11月10日 06:21

さて、昨日は豊浜の大進丸さんへヒラメ釣りに出かけてきました。

前日にヒラメ釣りの船が3隻出船するなど、人気絶頂の釣目。

だから、当日も混雑するかと思われましたが、雨の予報にお客さんがたじろいだのか、まさかの2隻。

それも各船10名というゆったりした間隔。


この日私が選んだのは、拓也船長の第8大進丸の「右舷」ミヨシ。

普段は、左舷側なのですが、自分なりに潮と風を読んでの選択です。


朝5時半過ぎ、行程1時間ほどのポイントである大山沖に向かいます。

まだ、雨は降ってなく、伊良湖沖にはマダカ釣りの漁船、伊良湖水道を超えてからはサワラの漁船が多く出てました。


そしてポイント到着と同時に、雨がポツポツと降り出してきましたね。




船長の指示に従い、釣座に着き、釣りの準備をする。

今日用意したのは、市販の遊動仕掛けハリス7号のものと前回、エサであるイワシが小ぶりだったということで、親針と孫針の間隔を12cmと縮めた自作のもの。


そして、第一投、いきなり私の裏側の右舷ミヨシの人がハマチをあげる。

私にもすぐ当たりが来たが、巻上げ中にフックアウト!

続いて裏の人がまたもやハマチ、さらにヒラメを連発!

時間的には潮止まり、さらに北西の風とあって、左舷側がにぎやかなようだ。


右舷では慣れないのか、私の隣の人が、頻繁に根がかりを繰り返している。


それが気になってしまい他所見していたら、私の穂先がガンガンと叩かれているのに気付く。

即合わせしたものの、あとの祭りで空振り! 



自分に当たりが無いと周りが気になる私の悪い癖だ



そして予報通り、東風にかわり、同時に潮が引き始めると・・・・

何と、トモ側が絶好調!


私的にはミヨシ側から、ポイントに入ると予想してたのですが・・・

まさかのトモ流し!!!

しかも、潮の流れは左舷側w


完全な真逆の釣り座、後ろからさらには、左舷側から、釣り尽くされた、いや、しゃぶりつくされたポイントを釣る羽目になった。 

そういえば、左舷大トモに釣座を構えたTさんに、「ミヨシは一流しに着き、落としてから1分間勝負だね!」なんて言われてましたわ。


確かに落とした直後は、誰もに均等なチャンスがある。

しかし、私の釣座では、このチャンスが得られるのは一瞬のこと。

それも超近距離にヒラメがいた時だけのこと。

何せ、この日はどんよりとした曇に雨、当然、海底まで光がさすはずもなく、せっかくのイワシちゃんの鱗のフラッシング効果も薄れてしまい、遠くから一気に駆け寄ってくるという期待は望めない。

実際にこの日は一回だけ、そんなチャンスがあったのみだった。


こうなれば、釣り師のイワシの誘惑から逃れたスレッカラシ、または昼寝して気付かなかった奴を狙うしかない。


他の釣り人と違う釣り方をすることを決断!


根がかり覚悟の超底ベタ、逆に3mくらい棚をあげたり、さらに違和感を感じさせないように、ゆっくりと誘いあげたり、度々5mくらい巻き上げて、落ちてくるイワシをアピールする。



そんな中、ゆっくりとした誘い上げで止めた途端に「ゴツ!」という重みを感じての即合わせ!

大して引かないが、流木でもひっかけたような重量感。


サポートに入った拓也船長もウッカリカサゴと思ったのか、船室に帰ろうとしたが上ってきたらヒラメ、それも結構良い型だった。




後でわかったが、この日一番の60cm超えの良型 


やっとの1枚に、ホッと安心。

これで、大進丸に通うようになってから、14回連続ボウズ無しに私の記録は更新された。


心に余裕ができたので、トモ側のTさんの様子を見に行くと、すでに4枚ゲット、周りも3-4枚。 

さらに、左舷側も2-3枚と絶好調 


それに比べて右舷では、トモ2番のお客さんは好調であるが・・・・私も含めてトホホの状態 


それでも、気を引き締めて、アレコレと手を替えて釣る。

今日は、いつものパターンじゃダメなのだ。


後に気付いたことだが、前回の釣りでは、親針ばかりを食ってきたのだが、この日は孫針ばかり。

いかに、ヒラメがスレていたかわかる。



そして、次に来たのが25cmくらいのソゲ、リリースしようとしたが、針がのどの奥に刺さっていたので止むなくキープ。


しばらくして、本日初めて、着底後にイワシが暴れた。 

そこで、前当たりを見極め、穂先でついていく。


穂先がグーンと引き込まれた時に、即合わせ、上ってきたのは40cmくらいのヒラメ。


すぐに投入した時もイワシが暴れたが、穂先にそれ以上の変化は無かった。



そして次に来たのは、回収の合図の時に底から3m、さらに5mくらいで止めての誘いに乗ったヒラメ。


これも大したサイズで無いがこれで4枚目。

一息つき、トモ側の様子を見に行くと、あれから数が伸びないようで何とか様になってきた。



そして、潮止まりになり、船長判断で伊良湖沖に大移動!




大潮の潮が、緩んだ時間を狙って入ったようだ。


そしていきなり、やはりであるがトモ側が騒がしい。

またもや、右舷側、そしてミヨシ側が取り残された形である。


それでも底ベタ釣法で、イネゴチ2匹、本命のヒラメ、さらに60cmを超えるマゴチを追加。 


そして、沖上がりの1時になり、本日の釣りは終了となった。





当日の釣りの誤算は、ともかく真逆の釣座を選んでしまったこと。

普段やらずに済んでいるあの手この手、まさかの・・・を駆使して、小さい当たりを見極めるという厳しい釣りに、神経をすり減らして、帰宅後、しばし仮眠するほど疲れましたね。


それでも何とか釣れたので、安心しました。 






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